10名の戦士たち

株式会社タカハタ wrote

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―ミャンマー実習生


私たちの会社にはミャンマーの実習生がなんと!

10名います!

タカハタに来て1年ちょっとが経つ1期生が5名。
年末に来てくれた2期生が5名。

私は1期生の家庭訪問の際にミャンマーに同行させて頂きました。
そして現地の仕事も見せて頂きました。

 

 

写真で伝わりにくいかもしれませんが、これは砂利を運んでいます。
(右の船から、左へ)
全て手作業で、1日8時間以上も続きます。

ここで少しだけミャンマーの実態について書きたいと思います。

 

―《20万円と8000円》


日本人の新卒者の給料を20万円とします。
ミャンマーでの給料は8000円です。

8000円。月収の金額です。
これを時給換算するとおよそ“時給35円”になります。

 

「えっ?35円!?」

 

誰もがこう思いますよね。
しかしこの「時給35円」はミャンマーでは決して安くない金額なのです。
労働条件は、週6日、1日9時間半労働。
そしてもう一つ驚くことが仕事場に来るまでの時間です。
1時間、2時間であればいい方と言われています。

移動手段は“車”です。
ミャンマーの国の90%以上は日本車です。
現地で車に乗ると聞きなれた音。

 

「ピー。ETCカードが挿入されていません」

 

そうです。日本の車がたくさん走っています。
日本車は根強い人気で、「壊れにくい」ことが人気の原因だと教えてくれました。

ではミャンマーで車(中古でも)を購入すると幾らになるのか?
日本円になおすと約900万円!!
購入することは非常に困難になります。
おのずと移動手段はバスになります。バスも無料ではありません。
エアコンもきいていなければ、座る空間も狭いのが現状です。

 

 

そのような環境の中で生活をしていた彼らにとっては、
「仕事がある」ことがなによりも一番のことだと常々話してくれます。
給料日になれば家族へお金を送っています。

ことあるごとに「家族のため、ミャンマーのため」と話してくれる彼らが大きく見える時があります。

逆の立場なら?

これがミャンマー語です。
彼らからすれば日本語も同じように見えているはずです。

 

 

このように知らないミャンマーの現状を知れば知るほどたくさんの疑問がでてきて、
色々教えてもらっています。
まだ日本語も上手くしゃべれない実習生もいますが、辞書を片手に身振り手振りを交えて話してくれます。
色々な制度から実習期間が3年間から5年間に変更になります。
5年後、彼らが母国へ帰った時に仕事を生み出せるようになったり、ミャンマーを牽引する人物になって欲しいと心底思います。

日本政府もこのようにミャンマーの工業団地(ティラワ工業団地)への支援もしています。
私が見た時はまだまだこれからの時でしたが、きっと今は大きく変わっているのではないかと思います。

 

 

―Know the other party


最後に、社内でも、社外でも、家族でも…
コミュニケーションを円滑にとるためには、相手のことを知ることが大切だと思います。
相手のことを知るためには、お互いが先入観なく言葉のキャッチボールをすることではないかと思います。
実習生だけでなく、もっとコミュニケーションをとって今以上に雰囲気良く仕事ができるように積極的に取り組みたいです。

 

―お・ま・け 

ウィンの家の前の風景!

 

 

香川敬典